みなさん、おうちモンテしていますか?
モンテッソーリ講師のあでりーです。
おうちモンテとは、モンテッソーリ教育を自宅で実践することです。
子どもの自主性や積極性を育てるモンテッソーリ教育。どんどん注目を集め、関連書籍も多数出版されていますね。「なるべく早い時期からモンテッソーリ教育をしたい!」と思っているお母様も多いのではないでしょうか?
実は生まれたばかりの赤ちゃんから、モンテッソーリ教育は始めることができます。
今回は赤ちゃん時期のモンテッソーリ教育について4つのポイントを解説します。
赤ちゃん時期のおうちモンテ【4つのポイント】
え!
赤ちゃんもおうちモンテできるの?
もちろん!
おうちモンテで赤ちゃんを安心させてあげると、ママも落ち着いて子育てできるよ。
赤ちゃん時期のモンテッソーリ教育は秩序づくりに専念することが重要です。
赤ちゃんは、産まれた瞬間からお母さんのお腹の外の世界をどんどん知ろうとします。いつも同じ環境で過ごすことで「世の中はこうなっているんだ」と理解させ、安心につなげることができます。
「ここは〇〇をするところ!」と赤ちゃんの中で環境と行動の関係性を明確にしてあげましょう!
用意する場所は以下の4つです。
- 授乳場所
- オムツ交換場所
- 活動場所
- 寝る場所
それぞれ解説していきます。
授乳場所|お母さんとのコミュニケーション
お母さんとしっかりとコミュニケーションをとる授乳場所の環境を整えましょう。スマホなどは置いてはいけません。
え?なんで??
赤ちゃんが初めて人間関係を築く場所だからだよ。
顔を見ず、スマホ片手に愛を囁かれて人間関係が構築できると思う?
まだ話せず、何もわからない赤ちゃんですが、見つめられれば愛情を感じて安心します。赤ちゃんが人間関係の基礎を身につける機会だと思ってしっかりと向き合いましょう。
赤ちゃんだけでなく、お母さんもリラックスできるよな椅子を用意できるといいですね。スペースの関係で椅子などを用意できない場合は、いつも同じ場所で授乳するよう心がけましょう。そうすることで、赤ちゃんも「ここに来るとお母さんからお乳がもらえる!」と次第に分かってくれます。
オムツ交換場所|台を準備して環境を整える
授乳場所と同様にオムツ交換場所も専用のスペースを用意して、赤ちゃんにも理解してもらいましょう。そうすることで、次第に赤ちゃんも腰を浮かせるなど協力するようになります。
オムツ交換も親子のコミュニケーションをとる大切な機会なので、「気持ちよくなったね!」など明るく声をかけながら行いましょう。
毎日何度も行うオムツ交換こそ、「大変」ではなく「楽しく」やりたい!
活動場所|運動発達がすすむ仕掛け
赤ちゃんも日々運動をしています。
立ち歩いたりハイハイができなくても、目や手を動かしてすごいスピードで運動発達をするのです。
活動場所には赤ちゃんが映る鏡をおいてあげましょう。目や手を動かしたとき、鏡に映った自分の動きを見ることはよい刺激になります。
また、赤ちゃんがそのうち興味を示しそうなものを見える位置においてあげましょう。これは床に置くだけでいいです。物事が認識できるようになると、興味深そうなものを見たときに「もっと近くで見てみたい!」「手にとって確かめたい!」と思います。それがトリガーとなって、なんとか身体を動かそうとずり這いやハイハイをはじめます。発達の原理をお母さんがうまく逆手にとってあげるのです。
赤ちゃん時期のおうちモンテに鏡は必需品!
寝る場所|日差しときれいな空気
最後は、赤ちゃんがもっとも多くの時間を過ごす寝る場所です。
昼夜の認識ができるようにしっかり日差しが入る場所、そして空気のきれいな場所を選んであげましょう。
「ここにきたら寝るんだ」と思えるように他の場所と区別できる専用のスペースに仕上げてあげることが大切です。
赤ちゃんのおうちモンテまとめ
今回は赤ちゃん時期からはじめるおうちモンテについて解説しました。
赤ちゃんの時期は「ここは〇〇する場所!」と赤ちゃんにいつも同じ環境の秩序を与えてあげることが大切です。
お母さんのちょっとした環境整備は赤ちゃんに大きな影響を与えます。
参考文献:「0~3歳までの実践版 モンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす!(藤崎達宏著)」
#最後まで読んでいただきありがとうございます。
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