子どもの自主性や積極性を育てるモンテッソーリ教育は、子どもが0歳のときからはじめることができます。
まだハイハイもしていないんだけど、始められるの?
もちろん!産まれた瞬間から子どもの発達は始まるよ。
おうちモンテでどんどんアプローチしていこう。
赤ちゃんといえばガラガラ!というくらい定番の「おもちゃ」ですよね。
そのガラガラをモンテッソーリ教育の目線で選んでみませんか?
ただの「おもちゃ」が「モンテッソーリ教材」に変身するよ
今回は赤ちゃんにモンテッソーリ教育を行うおすすめ教材、ガラガラについて紹介します。
この記事を一読すれば、赤ちゃん時期からのモンテッソーリ教育が自信をもって自宅でできますよ。
手の発達は、脳の発達|ガラガラはおすすめの教材
生まれたばかりの赤ちゃんは「見る」ことしかできませんが、やがて色々なモノを触り始めます。赤ちゃんは手指の動きで外界を徐々に認識していくのです。
まだモノを握れない場合は、ガラガラの前にキッキングボールを用意するのがおすすめです。手作りもできますが、minneでも売っているのでチェックしてみてください。
生後4ヶ月が過ぎてモノを握れるようになったら、いよいよガラガラの出番です。
モンテッソーリ教育では、ガラガラも手指の発達を助ける教材の1つとして扱います。
「モンテッソーリの教材や教具」には明確な1つの目的がある点が、単なる「おもちゃ」との違いです。「動作の獲得」を目的に、ガラガラを選んでみましょう。
モンテッソーリ目線でガラガラの目的を定義すると、以下の「動作の獲得」です。これらの動作を獲得するため、赤ちゃんが練習できるように働きかけます。
- 握る
- 離す
- 持ち代える
え?こんな簡単な動作も練習するの?
おうちモンテで有名な、ボール落としは知っている?
知ってる!みんな作っているよね。
これだって、「落とす」という単純な動作の獲得を目的にしている教材なんだよ。ガラガラはその前段階、「握る」「離す」といった動作を練習するのに向いている教材なんだ。
赤ちゃんは手指を動かすことで脳を発達させます。「モノを握れるようになった」とは、そのぶん脳が発達したということなのです。ぜひ、ガラガラで脳の発達を加速させましょう。
選ぶ際の3つのポイント
ガラガラを選ぶ際は、以下のポイントが大切です。自作するならキャンディスティックがおすすめ。
- 握りやすい太さ
- 衛生面を確保する
- リアクション仕掛けがある
ポイント①|握りやすい太さ
ガラガラは赤ちゃんが握れるサイズであることが大切です。迷ったら、直径が8mm前後がよいでしょう。
自作する場合、9㎝×5㎝ほどの布に綿などの中身を入れて両端を縛り、筒状(キャンディスティック)にしてあげましょう。
ポイント②|衛生面を確保する
赤ちゃんはなんでも口に入れて確かめようとします。それを前提に、口に入れても衛生的で健康を害さないものにしましょう。洗えるモノも衛生的です。
自作する場合、ガラガラの中身には綿やお米などがよいです。
ポイント③|リアクション仕掛けがある
リアクション仕掛けというと、びっくり箱のような大掛かりなモノをイメージしますが、赤ちゃんにはちょっとした仕掛けで十分です。例えば、音がなる、輪っかが動く、触感が面白い、などただそれだけでいいです。数種類用意して、さまざまな感触を味わってもらうのもいいですね。
おすすめのガラガラ
私のおすすめは、東京おもちゃ美術館で売っているふえもど木。赤ちゃんが握りやすく、手に持って振るとビー玉が「カチカチ」と心地の良い音を奏でます。しかも、軽く吹くだけで音が鳴るので、ぺろぺろ舐めているとある日音が鳴って赤ちゃんを驚かせます。
他にはこちらもおすすめ。モンテッソーリ教室の0歳クラスでよく見かけます。
まとめ
赤ちゃんにモンテッソーリ教育を行う上で、手指の発達を助けるガラガラはおすすめの教材です。
ぜひ、モンテッソーリ目線でガラガラを選んでみてください。
参考文献:恩師の本。「0~3歳までの実践版 モンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす!(藤崎達宏著)」
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